2014/07/09
平成26年も折り返し地点を過ぎましたね。蒸し暑い日が続きますが、皆さま楽しい夏の計画を胸に益々ご清祥の事とご推察申し上げます(*´ω`*)
さて先日、何か季節感のある話題をと、自慢じゃないけど超インドア派な私が出掛けて参りました(；´Д｀)
行き先は四天王寺の愛染さん（近っ）。
まあ歩けん距離やないけど暑いしなぁ、と言い訳しながら谷町線で夕陽ヶ丘へ。
柳井の美ジョガー、Uさんに言ったら「それくらい歩こうや～」とか「あたしやったら走るな。多分10分くらいやで」とか言われそうやわ、などと考えながら電車に揺られます。
蛇足ながらUさんはベッタべたの大阪弁で話します。
途中夫としょーもない話をしながら1駅乗り過ごしてしまい、所要時間5分の所に15分かけて到着するというミラクルを起こします。
再びUさんの声が聞こえるようです。「遅っ！走った方が早いやん。」
はい、仰る通りです（泣）
前置きばかりで話が一向に進みませんが、とにかく、大阪の夏祭りのトップバッター「愛染まつり」（6/30～7/2）に行ってきました。
谷町筋沿いを中心に露店が沢山並んで、境内では祭りの花「愛染娘」さん達がカメラを携えたおっちゃん達のリクエストに応えてポーズをとってました。
皆さん浴衣の似合ういずれ劣らぬ別嬪さんばかりでした(*’▽’*)
おっちゃん達とお姉さん達のわちゃわちゃをしばし鑑賞した後、ご本尊の愛染明王さまと多宝塔の大日大勝金剛尊に手を合わせます。
祈願方法が合理的でした。
願い事を紙に書いて、100円玉を1枚添えて賽銭箱に入れるというシステム。1祈願100円（笑）。
最後に御守りを買います。
でもあれもこれもと揃えて買うのも癪な気がするので、頑張って取捨選択します。
「とりあえず『夫婦和合』は努力次第やんなぁ。いらんよねぇ。」と夫に無理から同意させつつ、次。
『悪霊退散』は心当たりないしな、とスルーして。（いったい、どんな人が買うのか気になりますが。）
「ん？『美人祈願』？！絶対いるやろ～。見た目はほぼ運やでっ」
「ん～、『学業成就』は子供にちょっと失礼な気がするよね。『合格祈願』にしとこ」と娘の分。まだ高2ですが備えあれば憂いなし、で。
あれやこれや迷いに迷って時間のかかること(；´Д｀)
と、かわいいキティちゃんのストラップ付御守りが目を引きます。
「キティちゃんの御守りはオールマイティーなんです～(*´∀｀)」と売り場のお姉さん。
もぉ～、ほなそれだけ売ってくれたらこっちは迷わんで済むのに～と内心悪態をつきつつ、反射的にお姉さんに愛想笑いを返してしまいます(泣)
たいして信仰心もないくせにゲン担ぎはそれなりに気になるため術中にはまってしまうのですよね・・・。
結局、エイトレンジャーの錦戸くんの色やし喜んでくれるかも、と黄色のキティちゃんを追加します(つд`)
いくつもの御守りを手に帰る時の、ちっちゃい敗北感みたいなものと、こどもの為ならエンヤコラな気持ちと、やっぱし運も必要やしという開きなおりを抱いて帰り道、もやもやとして何故か切なくなる・・・。
御守りひとつで忙しいやっちゃな、と自分にツッコミをいれながらも若い時にはこんな複雑な心持ちを経験しなかったなぁ、とぼんやり考えているとふと母の姿が目に浮かびます。
昔、あちこちの神仏を度々お参りに行く母をどこか醒めた目で見ていた事を反省しました。
きっと私の事も含め家族の為にお願い事たくさんしてくれてたのよね。
ごめんね、お母さん。
その存在を信じるかどうかは別として、神様を拝むのも仏様を祀るのも大事なひとがいるからこそやなぁとか、こんな当たり前の理屈も心でちゃんと解るのには時間がかかるんやなとか、あれこれ考えて感傷的になってしまいました・・・。
それで何となく「たまには歩こか」と、のんびり散歩しながら帰ったのでした。
ほんまに何年かぶりの散歩と気付いて自分でびっくりしました(;゜д゜)
どんだけ歩かへんねん・・・(-ω-;)
最後に・・・申し添えておきますと、先ほどのことは天国の母への謝罪、というのではありません(・_・;)
現在80歳の彼女はまだピンピンして独り暮らしを楽しんでます(o´∀`)b念のため。
それではまたヾ(o´∀｀o)ノ
（文責：U)
